鈴木博昭(すずき ひろあき)は、シュートボクシングで世界王者になり、現在はRIZINで戦う格闘家です。「怪物くん」の異名で知られ、2026年6月のBreakingDown対抗戦を経て、7月18日のRIZIN広島大会に「緊急出場」を直訴したことで再び注目を集めています。この記事では、鈴木博昭が何者なのか、若い頃の経歴・結婚・現在の活動までを、公表情報をもとに中立に整理します。
鈴木博昭のプロフィール【基本情報】
| 活動名 | 鈴木博昭(怪物くん/黒薔薇くん) |
|---|---|
| 読み方 | すずき ひろあき |
| 生年月日 | 1984年12月6日 |
| 出身地 | 愛知県豊橋市 |
| 競技 | 総合格闘技(MMA)/元シュートボクサー |
| 柔術 | ボンサイ柔術(紫帯) |
| SB世界王者 | 初代SB世界スーパーライト級王者(2015〜2018) |
| 主なリング | SHOOT BOXING → ONE → RIZIN |
| SNS | X/Instagram(@kaibutsukun1206)、YouTube「怪物くんチャンネル KAIBUTSUKUN」 |
SNSのIDが「kaibutsukun1206」になっているとおり、本人も「怪物くん」を看板にしています。1206は誕生日(12月6日)に由来するとみられます。なお身長は媒体により167cm前後〜173cmと表記がぶれており、ここでは確定情報として扱いません。
若い頃は空手一筋、高校中退で道場に寝泊まり
鈴木博昭の格闘技人生は空手から始まります。本人や複数の格闘技メディアによれば、10代で空手を始め、16歳の誕生日前には「空手で生きていく」と決断。高校を中退し、空手道場の片隅で寝泊まりしながら修行を続けたといいます。
しかし20歳の頃、金銭面や人間関係の壁にぶつかって一度は空手から離れます。その後たどり着いたのが、立ち技に投げ・関節技を組み合わせる独自競技「シュートボクシング(SB)」でした。空手という土台があったからこそ、SBで一気に頭角を現していきます。この「一度挫折してから別ジャンルで開花した」という回り道が、鈴木博昭という選手の人物像を語るうえで欠かせない部分です。
シュートボクシングで世界王者に──「怪物くん」誕生
鈴木博昭は2008年5月28日にSHOOT BOXINGでプロデビュー。その後、次々とタイトルを獲得していきます。
- 2012年:SB日本ライト級王座を獲得
- 2014年:S-cup 65kg世界トーナメント優勝、SB日本スーパーライト級王座も獲得
- 2015〜2018年:初代SB世界スーパーライト級王者として君臨
パワーとスタミナを兼ね備えた本能型のファイトスタイルから「SBの怪物くん」「総合キラー」などと呼ばれるようになり、これが現在まで続く「怪物くん」の異名の原点です。立ち技の世界王者という肩書きは、後にMMAへ転向してからも彼の大きな武器になっています。
ONE参戦、そしてRIZINでMMAへ転向
2018年11月、鈴木博昭は活動の場をアジア最大級の団体ONE Championshipへ。2019年5月にはムエタイ世界バンタム級タイトルマッチに挑むなど世界の舞台で戦いましたが、その後は思うように試合が組まれず、契約終了に至ったと報じられています。
転機は2021年。RIZINと契約し、同年10月2日に奥田啓介を1R TKOで下してMMA(総合格闘技)デビューを白星で飾りました。立ち技出身ながら、寝技(ボンサイ柔術で修行)も取り入れ、総合ルールへ適応していったのが特徴です。
鈴木博昭のRIZIN戦績【MMA通算6勝6敗】
独自に整理した、RIZINを中心とするMMAの主な結果は次のとおりです。総合格闘技の通算戦績は6勝6敗(2025年時点)で、勝ち負けがはっきり分かれる「打てば響く」タイプであることがわかります。
| 時期 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 2021年10月 | 奥田啓介 | TKO勝ち(MMA初白星) |
| — | 萩原京平 | 判定負け |
| 2023年6月 | 西谷大成 | 1R 左フックでTKO勝ち(再起) |
| — | 平本蓮 | 判定負け |
| — | YA-MAN | KO負け |
| 2025年6月 | 山本空良 | 判定勝ち |
| 2025年9月(RIZIN.51) | ファン・イェーロウ | 判定勝ち |
とくに2023年6月の西谷大成戦は、相手の跳びヒザに左フックを合わせて1R 56秒でTKO勝ちという劇的な内容で、低迷期からの再起を印象づけた一戦として知られています。
「黒薔薇くん」とは? 異名が増えた理由
鈴木博昭を語るうえで外せないのが、もうひとつの異名「黒薔薇くん」です。2024年12月31日の「RIZIN DECADE」で、試合前会見にて「自分は怪物くんとは別人の黒薔薇くんだ」と主張し、BLACK ROSE軍として同名義で出場。リング上のキャラクター設定として大きな話題になりました。
勝負論だけでなく、こうしたエンタメ性・キャラクター作りに振り切れるのも鈴木博昭の持ち味で、YouTube「怪物くんチャンネル」での発信とあわせて、ファン人気を押し上げる要因になっています。
鈴木博昭は結婚している? 嫁・子どもについて
鈴木博昭は結婚しています。本人ブログの過去記事によれば結婚は2011年10月。ただし嫁(妻)については本人が詳細を公表しておらず、一般の方とみられます。さらに2020年8月には、SNSで出産(子ども)を報告しています。
当サイトでは、一般の方であるご家族のプライバシーに配慮し、氏名・顔写真・居住地などの特定情報は扱いません。確認できるのは「2011年に結婚し、2020年に子どもが生まれた家庭人でもある」という事実までです。タイトル戦の重圧や減量と向き合いながら家庭を支えてきた背景も、鈴木博昭という選手を理解する一つの手がかりになります。
鈴木博昭の現在【BreakingDown対抗戦→RIZIN広島大会へ緊急出場直訴】
2026年現在も鈴木博昭は第一線で戦い続けています。直近で大きな話題になったのが、BreakingDownとRIZINの対抗戦への参戦です。
ゴング格闘技などの報道によると、鈴木はもともとBreakingDown出場を断っていましたが、榊原信行RIZIN CEOからの直電話で「格闘家としての名前を売るチャンス」と勧められ、緊急参戦を決意。約8年ぶりの立ち技ルールで井原良太郎と対戦し、延長判定負けを喫しました。
この結果に納得がいかなかった鈴木は、榊原CEOが広島に滞在していると聞きつけ、愛知から広島へ直接出向いて直談判。「試合をしたのか」と疑うほどダメージがなく「やりきった感がない」として、7月18日の『RIZIN LANDMARK 15 in HIROSHIMA』へのMMAルールでの出場を直訴しました。榊原CEOはその場で了承し、「俺からしたら借りがある」「ごっつい相手でいつも通り用意する」と国内選手とのマッチメイクを明言しています。
その後、RIZIN公式より追加対戦カードとして鈴木博昭 vs. 宮川日向の一戦が正式に発表されました。宮川日向は「圧倒するファイトスタイル」を掲げ、アマチュア時代15戦14勝1敗という実績を経て2021年11月にプロデビューした選手です。試合は2026年7月18日『abc presents RIZIN LANDMARK 15 in HIROSHIMA』で行われる予定です。
対戦発表の後、鈴木博昭は自身のYouTubeチャンネル「怪物くんチャンネル KAIBUTSUKUN」を更新し、BreakingDown 20での井原良太郎戦をあらためて振り返っている。ゴング格闘技によると、鈴木は「格闘技せずに要はガンガン殴り合えっていうのも分かるけど、逆に格闘家にあれ難しくね? って。今もうレッツゴーで行けって言われればああなるんかっていうのはある」と発言。3分5ラウンド制のルールが染み付いた格闘家にとって、BreakingDownの1分3ラウンド勝ち抜けルールへ適応する難しさを率直に語った。また、出場までの経緯についても「死ぬほど断っとった」「(オファーは)5回ぐらいあっても全部出ないって言ってた」と明かし、榊原CEOからの直電話でようやく参戦を決めた背景をあらためて説明。対戦した井原良太郎については「イメージ通り」としつつ「この人はこれ言ったらなんて反応するんだろうというのも多分よく見てる」と、相手の反応を読む観察眼を評価するコメントも残している。この振り返りは2026年6月25日放送の『バラ呼び』生出演でも語られ、井原戦を経てなお「MMAの試合がしたい」という気持ちが強まったことが、7月18日の広島大会直訴につながったとみられる。
対戦発表を受け、ゴング格闘技の取材に対し鈴木博昭は自身のBreakingDown出場経験について「戦いの場に出てマイナスなことは何もないので良かったんじゃないですかね」とコメント。一方、宮川日向は鈴木のBreakingDown出場を見た感想として「身体がデカいなってだけですね。それ以外は僕が優っているので当日は楽しみにしてください」と自信をのぞかせ、暗に反論する形になりました。鈴木自身は自身のBreakingDown参戦について「MMAの試合がしたいって、改めて直訴させていただいた理由にもなっているので良かったです」とも語っており、BreakingDown出場をあくまでMMA復帰への一過程として位置づけている発言がうかがえます。
※対戦カードや試合日程は変更される可能性があります。最新の正式情報はRIZIN公式サイト等でご確認ください。
鈴木博昭に関するQ&A
Q. 鈴木博昭の「怪物くん」の由来は?
シュートボクシング時代、パワーとスタミナを兼ね備えた本能型のスタイルから「SBの怪物くん」と呼ばれたのが原点とされています。
Q. 鈴木博昭は何歳?
1984年12月6日生まれで、2026年6月時点で41歳です。
Q. 出身はどこ?
愛知県豊橋市の出身です。
Q. 結婚している?
2011年に結婚しており、2020年には子どもの誕生も報告しています。お相手は一般の方とみられ、詳細は公表されていません。
Q. 今後の試合は?
2026年7月18日のRIZIN広島大会(RIZIN LANDMARK 15 in HIROSHIMA)で、宮川日向との対戦が正式に発表されています(カードは変更の可能性あり)。
Q. BreakingDown出場について本人は何と言っている?
「戦いの場に出てマイナスなことは何もないので良かったんじゃないですかね」とコメントしており、MMA復帰への足がかりと位置づけている発言がうかがえます。対する宮川日向は「身体がデカいなってだけ」と評しています。
まとめ
鈴木博昭は、空手での挫折からシュートボクシングで世界王者に上り詰め、ONEを経てRIZINでMMAに挑むという、何度も形を変えながら戦い続けてきた格闘家です。「怪物くん」「黒薔薇くん」というキャラクター性と、勝ち負けがはっきりした熱い試合内容で根強い人気を誇ります。家庭人としての一面も持ちながら、41歳でなお「緊急出場を直訴する」その姿勢こそ、鈴木博昭という選手の最大の魅力かもしれません。次戦のリング上での戦いに注目しましょう。
【主な参考・出典】ゴング格闘技(gonkaku.jp)/Yahoo!ニュース(ゴング格闘技配信)/SPICE(spice.eplus.jp)/Wikipedia「鈴木博昭 (格闘家)」/DATA MMA/RIZIN公式サイト/本人X・Instagram(@kaibutsukun1206)。本記事は公表情報をもとに中立に整理したものです。ご家族など一般の方のプライバシーに配慮し、特定情報は記載していません。

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