RISE史上唯一の3階級制覇を成し遂げたキックボクサー「裕樹」が、2026年7月12日に東京・後楽園ホールで行われた「RISE 200」の記念セレモニーで、2度目の現役引退を発表した。2020年11月の那須川天心戦での引退から約4年8カ月ぶりに復帰していたが、復帰後は2戦2敗に終わっていた。ここでは裕樹の経歴・戦績、2度の引退に至る経緯、私生活について公表情報を中立に整理する。
裕樹のプロフィール【基本情報】
| リングネーム | 裕樹(ゆうき) |
|---|---|
| 異名 | Mr.RISE、博多の悪童 |
| 生年月日 | 1982年11月6日 |
| 出身地 | 福岡県 |
| 身長/体重 | 170cm/60kg前後(スーパーライト級) |
| 所属ジム | ANCHOR GYM |
| 階級制覇歴 | 初代RISEスーパーフェザー級王者、初代RISEライト級王者、第3代RISEスーパーライト級王者(RISE史上初の3階級制覇) |
| 戦績 | 通算76戦46勝28敗2分(30KO)(RISE公式選手ページ記載) |
裕樹はRISEの前身にあたる時代から長く活動してきたベテランで、RISE公式サイトでも「RISE史上初3階級制覇」の選手として紹介されている。得意技はローキックで、KO決着の多くをこの一撃で奪ってきた選手だ。
戦績・所属団体:RISE最古参の一人として歩んだキャリア
裕樹は3階級(スーパーフェザー級・ライト級・スーパーライト級)でRISEの王座を獲得し、団体史上初の3階級制覇選手という称号を持つ。R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’04では準優勝の実績もある。長年にわたりRISEの顔となる選手の一人として、団体の歴史を支えてきた存在だ。
1度目の引退:2020年11月、那須川天心とのメインイベント
裕樹は2020年11月1日、大阪・エディオンアリーナ大阪で行われた「RISE DEAD OR ALIVE OSAKA」のメインイベントで、当時RISE世界フェザー級王者だった那須川天心と対戦。この一戦が「Mr.RISE FINAL MATCH」と銘打たれた裕樹の引退試合だった。試合は那須川が2ラウンド1分56秒、左の飛びヒザで裕樹をTKOに下す形で決着した(Number Web、TOKYO HEADLINE報道)。
Number Webの記事によれば、試合後に那須川は裕樹の家族に歩み寄り、「君のお父さんは最高のファイターだよ」と声をかけたと伝えられている。この発言から、裕樹には会場で試合を見守っていた子どもがいたことがうかがえるが、家族の人数や配偶者に関する情報はメディアで公表されておらず、本記事では一般人にあたる家族の実名・詳細は扱わない。
2025年、4年8カ月ぶりの現役復帰
1度目の引退から約4年8カ月後の2025年6月21日、裕樹は神奈川・横浜BUNTAIで行われた「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」で現役に復帰した。対戦相手はチームドラゴン所属の北井智大。得意のローキックで攻める場面もあったが、2ラウンドにカウンターの右でダウンを喫し、判定0-3(27-29、27-29、27-29)で敗れた(BOUTREVIEW、TOKYO HEADLINE報道)。
この復帰戦を含め、2025年の1年間で裕樹は2戦を戦ったが、いずれも黒星に終わった。2戦目の相手・詳細な日程についてはRISE公式の年間大会結果に記載があるが、本記事執筆時点で対戦相手名まで報じた一次報道は確認できておらず、「2戦2敗」という結果自体は本人の引退表明コメントで確定している事実として扱う。
2度目の引退発表:2026年7月12日「RISE 200」
2026年7月12日、東京・後楽園ホールで開催された節目の「RISE 200」記念大会のセレモニーに登場した裕樹は、2度目の現役引退を表明した。ゴング格闘技の報道によれば、裕樹は「2025年、去年ですね。私1年間頑張って復帰をして戦ってきました」としたうえで、復帰後の戦績が2戦2敗に終わったことに触れ、「どうしても実力がないなと自分で判断しました」と、わずか1年で再び現役を退く決断に至った経緯を語った。
引退にあたっては、現役選手に向けて「倒せないと思った時点で終わり。倒すと思って毎日コツコツと積み上げてください」と激励のメッセージも送っている。同日のセレモニーには那須川天心も登場し、「何を言われても自分の信念だけは曲げない」とのメッセージを寄せていたことも報じられている。
裕樹の現在・今後
2026年7月時点で、裕樹自身の口から指導者業やセカンドキャリアに関する具体的な発表は確認できていない。1度目の引退後も約4年8カ月を経て現役復帰を決断した経歴を踏まえると、今後ANCHOR GYMでの後進育成や格闘技界での別の形での活動継続に注目が集まる可能性がある。続報が入り次第、本記事を更新する。
Q&A
Q. 裕樹はなぜ2度引退したのか?
A. 1度目は2020年11月の那須川天心戦でのTKO負けを機に引退。2025年に約4年8カ月ぶりに復帰したが、復帰後の2戦がいずれも敗戦(2戦2敗)に終わり、本人が「実力がない」と判断したため、2026年7月に2度目の引退を発表した。
Q. 裕樹はどの団体で3階級制覇したのか?
A. RISEで初代スーパーフェザー級・初代ライト級・第3代スーパーライト級の3階級を制覇しており、RISE史上初の3階級制覇選手とされている。
Q. 裕樹に嫁や子どもはいるのか?
A. 2020年の引退試合後、那須川天心が裕樹の家族に「君のお父さんは最高のファイターだよ」と声をかけたと報じられており、子どもがいることがうかがえる。ただし配偶者の有無や実名などの詳細は公表されておらず、本記事では一般人にあたる家族の個人情報には触れない。
まとめ
裕樹はRISE史上初の3階級制覇という実績を持ちながら、2020年と2026年の2度にわたり引退を選んだ選手だ。1度目の引退後も現役復帰に挑んだ姿勢や、後進への激励コメントからは、格闘技への向き合い方の一端がうかがえる。今後の動向についても、公表され次第あらためて追記していく。

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